発話行為は運動の一種

鳥が羽を獲得し地上から大空に飛び立つことができたように、ヒトが発話行為を獲得し、それまで他の動物とさほど違わない社会を劇的に変化することが出来たと考える。

威嚇行動や求愛行動、従順のしぐさなどの行動をすべて発話行為に置き換え、それまで行動では表現方法をもたなかった潜在的な欲求も次々と発話行為に置き換え、言語に発展したのではないか。

ブローカ失語は意味は理解できるが、発話することができない。その位置は運動野に隣接している。運動は基本直列的な行動で(左右の足を交互に前に出して歩くとか)、言語も語彙を順番に発話する。つまり発話行為は運動の一種で、それを聴覚というセンサーで受信することと合わせて言語が成り立っていると考える。

tag : 言語 発話行為

ヒトの大脳皮質でとくに発達した4領域



1) 下頭頂小葉縁上回角回

視覚、聴覚、触覚などの異なる種類の感覚情報が脳の中で合流する場所。 抽象的な概念をあやつるうえで不可欠な役割をはたしているとみられている。

2) ブローカ野およびウェルニッケ野

言語を司る2つの中枢。ブローカ野は、ヒト以外の動物の脳には存在しないか未発達で、ウェルニッケ野は、チンパンジーなどの類人猿にくらべ6~7倍。

3) 前頭極部

前頭前野の中で最も複雑な処理を行っていると考えられる。 代表例は「推論」。

4) 前部帯状回

ヒトの社会性の根底をなす、「他人の視点に立って考える」 脳の働きに関連しているとみられる。

tag : 下頭頂小葉 縁上回 角回 ブローカ野 ウェルニッケ野 前頭極部 前部帯状回

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Author:sai
宮城県出身。寅年生まれ。おうし座。B型。左利き。赤緑色盲。たそがれのプログラマー。

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