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安静時脳活動

高次脳研究における非侵襲的データの問題点として「安静時脳活動」がある。

思考と脳」より

課題(記憶、ワーキングメモリー、プランニング、問題解決など)の違いにも、モダリティーにも依存せず、課題遂行時にはある特定の脳部位で常に活動の減少することが多くの研究で示されている。ビンターらはこの活動をTask-induced deactivation(TID)(課題によって誘導された活動性の減少)と名づけている。

研究1) レイクル

安静時の定義:目を閉じる、一点を凝視する、単純な刺激を受動的に見つめる

活動が減少する脳部位:
角回、縁上回、後頭-側頭領域、腹内側前頭連合野、背内側前頭連合野、帯状皮質後部、前楔部、脳梁膨大後部

研究2) マゾイヤー

安静時の定義:暗闇の中でのリラックスした閉眼安静時

活動が減少する脳部位:
両側角回、左前楔部、左後帯状皮質、左内側前頭連合野、前帯状皮質、左上、内側前頭溝、左下前頭連合野

研究3) ビンター

安静時の定義:
閉眼安静時

活動が減少する脳部位:角回、後帯状皮質、脳梁膨大後部、前帯状皮質、前頭眼窩野、ブローカー野、海馬傍回、前頭連合野背側部

従来の非侵襲的脳機能研究では、安静時活動は、ブロックデザインでは、該当する課題との引き算の対象に、また事象関連法でも該当する課題に伴う変化のレベルとしてとらえられていた。しかし「安静時」は脳の活動状態としてはけっして安静状態ではないわけで、むしろ「豊かな精神活動」が行われている時期と考えるべきであり、コントロールの時期とみなすのは問題である、ということになる。
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tag : 安静時脳活動 思考と脳 TID

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宮城県出身。寅年生まれ。おうし座。B型。左利き。赤緑色盲。たそがれのプログラマー。

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