「脳波停止の後」に残る意識

「脳波停止の後」に残る意識:蘇生医療の最前線から

人が死ぬと、血液の脳への流入がなくなります。血液の流入が一定のレベルを下回ると、電気活動は生じ得ません。


にもかかわらず

死の直前に、あるいは意識を回復した直後に認識したことを間違えて認識したのではないかという考え方は、心停止中に起きたことをとても詳しく説明する人がたくさんいる事実に反します。そうした人たちは、周囲で交わされた会話や、人々が着ていた服装、蘇生法開始から10~20分間の出来事などを描写します。脳活動が平坦であるにもかかわらずです。


つまり

このような観察から、脳と心の相互作用に関する現在の概念に疑問が生じます。従来の考え方は、脳内の電気化学的なプロセスが意識につながっているというものです。死後に電気化学プロセスが起きないことは証明ができるので、この考え方はもう正確ではないのかもしれません。

脳の中には、われわれが発見していない、意識を説明する何かがあるのかもしれません。あるいは、意識は脳とは別個の存在なのかもしれません。



まとめると、
・血液の流入が一定のレベルを下回ると、脳内の電気化学的なプロセスは起きない。
・血液の流入が一定のレベルを下回っていても、その間の記憶(意識)がある人が存在する。
・脳内の電気化学的なプロセスでは、意識を説明できない。

この見解には、どこかに落とし穴がある気がする。
本当に「血液の流入が一定のレベルを下回ると、脳内の電気化学的なプロセスは起きない」のだろうか。
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tag : 脳波 意識

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宮城県出身。寅年生まれ。おうし座。B型。左利き。赤緑色盲。たそがれのプログラマー。

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