人の自然言語処理

人の自然言語処理

・先にイメージあり

人は言葉を覚える前に、通常その実体のイメージが脳内にある。そのイメージと言葉が結びつく(シンボルグラウンディング)ことにより、言葉を操ることができる。


・イメージの無い言葉は覚えられない

子どもの脳内にはまだ難しい概念のイメージは無く、ある難しい言葉を聞いてもそのイメージが脳内に無いのでグラウンディングできない。


・知っている言葉から新しい言葉を獲得する

子どもが成長するに従って、知らない言葉を聞くと周りの大人にその意味を尋ねる。聞かれた大人は、子どもの知っている(と思われる)言葉を使ってその言葉の意味を説明する。そのとき子どもの脳内に、これまで知らなかった言葉のイメージができるとともに、言葉がグラウンディングされる。


・観察・学習によって言葉を獲得する

また直接的に大人に聞かなくても、観察によりイメージと言葉のグラウンディングができるようになる。さらには自分の興味に従って学習することによっても、脳内にイメージを生成し新しい言葉を獲得する。



コンピュータの自然言語処理


テキストの文書から、形態素解析(単語の分割)、文節統合・構文解析(係り受け)、語義曖昧性解消、固有表現抽出、照応・共参照解析、述語項構造解析(述語とその格要素の同定)、モダリティ解析などを行う。
人の自然言語処理とは全く違う方式でのアプローチであり、最終的には意味の理解を目指している。


人の自然言語処理との違いを認識して、このアプローチで目的が達成できるかどうかをじっくり考えてみるべきである。
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tag : 自然言語処理 シンブルグラウンディング 言語

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宮城県出身。寅年生まれ。おうし座。B型。左利き。赤緑色盲。たそがれのプログラマー。

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