神経新生と記憶の転送

 海馬損傷(または切除)患者が、ある種の新しいこと(例えば人の顔など)を記憶できないにもかかわらず、昔のことは覚えていることから、海馬に蓄えられた記憶は、時間の経過とともに海馬から大脳皮質に転送されると考えられている。この期間は、マウスやラットでは1ヵ月、ヒトでは数ヵ月から数年である。

 マウスを用いて海馬神経新生を抑制(X線照射処置や遺伝子改変)すると、海馬から大脳皮質への記憶転送は遅くなり、神経新生を促進(豊富環境)すると、その転送は早まったそうである。

海馬における生後の神経新生が恐怖記憶の処理に関わることを発見

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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 海馬 神経新生 記憶 転送

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宮城県出身。寅年生まれ。おうし座。B型。左利き。赤緑色盲。たそがれのプログラマー。

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