物忘れと方向音痴

 物忘れとは、忘れたという事実よりも、無意識に覚える能力に問題があると思われる。

 例えばどこかに眼鏡を置いたが、それをどこに置いたかということを思い出せない場合、通常眼鏡を置く時点で「意識的」に覚えるということはしない。「無意識」に眼鏡と場所を関連付けて記憶している。それを思い出そうとするときには、眼鏡から自動的に関連付けされた場所を想起できる。

 物忘れとは、無意識関連付けができなかった場合で、そのために想起ができなくなることではないだろうか。その関連付けが行われる場所は当然海馬であろう。

 方向音痴とは、目的地への道順が連続的に無意識関連付けされる能力が低い人に対する定義と考えられ、これは生得的にその能力に個人差があると思うが、メカニズムは物忘れと同じと思われる。
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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 物忘れ 無意識 関連付け 想起 海馬 方向音痴

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宮城県出身。寅年生まれ。おうし座。B型。左利き。赤緑色盲。たそがれのプログラマー。

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