海馬の作業記憶仮説

 海馬損傷後のラットに、放射状迷路で以下の2つの課題の訓練をする。

1) 場所課題
・迷路外の様々な情報の位置関係を理解して、認知的な地図を作成し、それ利用する。

2) 手がかり課題
・迷路内の特定の目印(床に敷かれたテープなど)を標識として利用する。

 結果、以下のようになった。

1) 参照記憶誤反応(決して餌が置かれたことがない走路への進入)
・場所課題でのみ誤反応が多かった(学習できない)。

2) 作業記憶誤反応(餌の置かれていた走路への2度目の進入、ちょっと前の記憶が保持できない)
・場所課題、手がかり課題ともに誤反応が多かった(学習できない)。

 このような結果から、オールトンらは、海馬作業記憶仮説を提唱したが、認知地図仮説と排他的なものではない。

詳しくは、
比較海馬学



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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 海馬 作業記憶仮説

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宮城県出身。寅年生まれ。おうし座。B型。左利き。赤緑色盲。たそがれのプログラマー。

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