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脳科学の真実


これまで読んだ坂井さんの本は大変参考になったので、これも読んでみたが、一冊にするほどの内容ではなく、一章程度にまとめて、別のテーマの本の一部として紛れ込ませる程度の内容と思います。

内容はというと、現在の脳画像解析のレベルやこれまでの研究成果からは、詳細な心の状態を説明できるほどにはなっていない(ゆえにこうすれば頭が良くなるなど言えるはずがない)ということを長々と書かれている。

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tag : 脳科学

脳はなぜ「心」を作ったのか



の地動説。
自分とは、外部環境と連続な、自他不可分な存在。
そして、「意識」(=「」)はすべてを決定する主体的な存在ではなく、の中で無意識に行われた自立分散演算の結果を、川の下流で見ているかのように、受動的に受け入れ、自分がやったことと解釈し、エピソード記憶をするためのささやかで無知な存在。
さらに、意識の中で最も深遠かつ中的な位置にあるように思える自己意識クオリア(<私>)は、最もいとしく失いたくないものであるかのように感じられるものの、実は無個性で、誰もが持つ錯覚に他ならない。


引用されているリベットや下條の実験結果は尊重するが、この説は単なる思い付きのレベルと思われる。

tag : 意識 クオリア

喜怒哀楽の起源



1)基本情動理論
ハードウェアとしての神経生理システム(生得的プログラム)と各種情動カテゴリ(喜び、悲しみ、怒り、恐れなど)に生まれつき対応関係があると仮定。

2)社会文化構成主義
ハードウェアの構造上の制約を受けつつ、またあらかじめ存在する各種生物学的要素を材料にしつつ、ソフトウェアあるいはプログラムとしての各種情動が社会的経験を通して「徐々」に構成されると仮定。

3)構成要素的アプローチ
喜怒哀楽というような情動カテゴリは、あくまでも認知主体たる人間が「あると思い込んだもの」にすぎず、それは一回一回「そのつど」状況の細かい分析に応じて、あくまで「その場」で作られる。

などが代表的な情動の理論であるが、まだどれが優勢ということはないようだ。

tag : 喜怒哀楽 情動

やる気と淡蒼球



人間はあきっぽくできているので、脳をだまして「やる気」を出す。
やる気」になっているときに動いているのが「淡蒼球」(だそうです)。

しかし直接淡蒼球にアクセスすることはできないので、
間接的にアクセスし起動するスイッチが、以下の4つ。

運動野   Body(体を動かす)  
海馬    Experience(いつもと違うことをする) 
テグメンタ Reward(ごほうびを与える) 
前頭葉   Ideomotor(なりきる) 

という自己啓発的内容の本でした。結構怪しい。

tag : やる気 淡蒼球

笑いと自己報酬系


報酬系は好きな食べ物、それをあがなう金銭などの外部要因に志向して、それを得たときに報いられる身体的あるいは心理的充足感とかかわる。これはどちらかというと生物的充足感に近い。一方、自己報酬系は自身が生み出した報酬(あるいはそれに近いもの)に対して、身体的あるいは心理的に充足した場合であると考えてみたい。笑いについていえば、ユーモアや落語のオチの理解による楽しい快の笑いがそれにあたり、愛想笑いなどはそうではないと想定する。つまり、本人が広い意味で内発的な努力の結果得たものである。勉強をがんばって満点をとる、長年温めていたアイデアが実現する、あるいは美術館で美しい芸術作品に感動する、といったことが想定される。


と筆者は述べているが、笑いに限らず、行動の大部分は、その多少にかかわらず、報酬系がかかわっていると私は考える。(外部)報酬系や自己報酬系という区別も不要というか意義を見出せない。

tag : 笑い 自己報酬系

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Author:sai
宮城県出身。寅年生まれ。おうし座。B型。左利き。赤緑色盲。たそがれのプログラマー。

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