スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

言語の存在意義

 言語は他者との意思の疎通(コミュニケーション)のために存在する。では他者がいなければ言語は必要ないのであろうか。

 「言葉、意識、無意識」の記事で書いたように、言葉によって自分の思いを意識化していると考えられる。意識化された言葉が、無意識の思いに働きかける。

(無意識の)思い ←(言葉)→ 意識

他者が存在しなくても、言語は自己内部の意識、無意識の対話(コミュニケーション)のためにも必要である。

関連記事:
言葉、意識、無意識
言葉と脳と心 失語症とは何か
言葉のない思考のプロセス
スポンサーサイト

tag : 言葉 言語 コミュニケーション

言葉、意識、無意識

言葉意識について考えた。

1) 発話に先立ち、言葉にならない無意識(あるいは前意識)の「思い」がある。
2) 無意識の「思い」を言葉にする。それは「歩く」「泳ぐ」などと同じ手続き記憶によってなされる。
3) その言葉を聞いてはじめて、無意識の「思い」が意識化される。その言葉は外言でも内言でも同じである。

1)の「思い」が3)で意識されるまでには時間的なずれがある。
1)の「思い」が2)の言葉に正しく変換されないと、3)の意識はそれを言い間違いと気づく。
1)の「思い」が2)で、ちょうどいい言葉が見つからないと言いよどむ。
1)の「思い」が2)の言葉で言い尽くされていないと、3)の意識はもどかしさを感じる。

言葉による意識は、3)の段階ではじめて気づき、その時点で発生していると考えてしまうが、それ以前に始まっている。
それはリベットの「自発的な活動に結びつく特定の脳活動が、行為を促す意志の前(約350ミリ秒)に始まっている」という仮説に通じるものがある。

関連記事:
行為を促す意図
言葉と脳と心 失語症とは何か

tag : 言葉 意識 無意識

特徴抽出

コンピュータと人間の記憶の違い」という記事で、記銘(符号化)という過程では、人間の場合「特徴を抽出して記銘される」と書いたが、コンピュータもプログラムによっては特徴抽出を行う。

例えば音声認識のプログラムは、音声波形データを周波数分解し、それからフォルマントなどの特徴を抽出し、最終的にはテキストデータとして(保存すれば)記憶する。このようなプログラムは知的な感じだが、コンピュータ処理では例外的で、ほとんどのプログラムは特徴抽出とは無縁であろう。

人間の記憶は、すべて特徴を抽出して記銘される。特徴抽出しなければ、すぐに人間の記憶システムはパンクしてしまう。その抽出される特徴はダイナミックに更新される。例えば赤ん坊は、サルの顔を区別することができるが、徐々に区別ができなくなる。逆に大人は、サルの顔を通常区別できないが、動物園の飼育係のように何度も見ることによって、区別することができるようになる。

抽出される特徴がダイナミックに更新される要因としては、"主体にとっての区別の必要性"と"出現頻度"などが考えられる。"出現頻度"だけでは特徴の抽出は不完全になる。

"出現頻度"をプログラムで扱うことは容易いが、"主体にとっての区別の必要性"は容易ではない。如何にしてプログラムに"主体にとっての区別の必要性"を実装すべきか。


関連記事:
コンピュータと人間の記憶の違い
漢字が書けなくなった

tag : 特徴抽出 記憶 主体

新着図書情報

2017年8月発売

2017年4月発売

2016年11月発売

2015年10月発売
にほんブログ村
にほんブログ村 科学ブログ 脳科学へ
広告
最新記事
お勧めの本
カテゴリ
カレンダー
05 | 2012/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

sai

Author:sai
宮城県出身。寅年生まれ。おうし座。B型。左利き。赤緑色盲。たそがれのプログラマー。

リンク
RSSリンクの表示
最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。